アレ！！
実家から叔父が作っているドラゴンフルーツが届いたので取りに来るように電話があった
ドラゴンフルーツを知らない人も多いと思うが
体に良くて健康志向の人は人気のある果物
最初食べた時 味がしなくて
なんじゃこりゃ
こりゃ 消えていく果物だなって思ってだけど ここ何年か甘くなってきていて
スッキリした甘さがあり 美味しくなった
見た目は同じだけど 中が白と濃いピンクがあり ピンクの方が甘くてより美味しい
おすすめの果物です
母は帰りの遅い娘に 刺身も持って行けとラップしてくれて アレコレ忙しそうに何やら動いていた
テレビは野球がついていた
父は阪神ファンである
テレビはアレ アレの事をよく話していた
道頓堀に飛び込まないように！！
登録してる市のラインにもハメを外さないように 注意喚起のお知らせも来た
テレビをほとんど見ない私も アレはちょくちょく耳にしていた
父がヤッタァーと喜んでいる
とうとう アレしたのである
しばらくして 母のスマホが鳴り
田舎の叔母からだった 私が母の代わり出ると
久しぶりの声に喜んでいた
阪神 アレしたね
見てた？？
田舎の叔母も阪神ファンだったっけ？？
と思いながら話を聞いていた
私が結婚した年 阪神はアレを成し遂げた
結婚式の時はまだ優勝が決まってなかったけど ホテルの近くの繁華街はとても賑やかで
ホテルの人に何があったのか尋ねると
今日は阪神が勝ったからと教えてもらってびっくりした
懐かしいなぁ あの時は〜と色々懐かしい思い出話をしていた
たまたま 阪神が優勝した日になったけど
今日 ドラゴンフルーツと島バナナを送ったからという知らせの電話だった
ドラゴンフルーツは続く〜
結局 母にはかわらずに電話を切った
ウチの両親も歳を取ったが 叔母も叔父も歳を取った
叔父は若い時に近くに住んでいて こっちで仕事を覚えて 田舎で自分の会社を興した
だいぶ前に舌癌になり 2年くらい前に再発して 喋れなくなってしまった
今も仕事は頑張っているらしい
最初の舌癌の手術の後 2週間くらい実家に遊びに来ていた
散歩の帰りに懐かしい人に会ったと嬉しそうに帰ってきた
昔 こっちで働いていた時
弁当に何回か嫌がらせされてて
どこの毛だか分からない 毛がしょっちゅう
大量に弁当に仕込まれていた
最初は いつも弁当を作って送り出す
ウチの母の仕業か？？
お前 俺の弁当に髪の毛入れてるか
聞いた事 あったよな
覚えてるか？
母は あーそんな事あったなぁって顔
色んな現場に行くし
メンバーも違う 段々 誰がやってるのか
分かってきた
早く一人前になろうと 一生懸命に頑張る
親方から可愛いがられる 妬まれる
毛の量が増える
それが 分かって
問い詰めてケンカするのは辞めた
都会は恐ろしい
より一層 早く一人前になって仕事を覚えて帰ってやる
そう 心に決めて もっともっと頑張った
時が流れお互い いい歳になって
わだかまりが取れて 懐かしい昔話ができて
楽しかったと話していた
今の自分があるのは あの嫌がらせのお陰だと言って笑っていた
あの声はもう聞けないが
顔が見たいなぁと思う
小さい時に近くに住んでいたから
うんと 可愛がってもらった
子供がいないから 大人になっても
可愛がってもらっていた
今年は無理でも 来年あたり
顔 見に行こうと思った
聴く読書
最近の私のお気に入りは朗読YouTube
ながらで聴けるから 忙しい人にはもってこい
同じく 宮沢賢治のどんぐりと山猫
これは もうかれこれ10年くらい夜寝る前に子供と一緒に時々聞いていて
安心の心地よさなのだけど
風邪の又三郎だけは
怖くて遠ざけていた
どっどどどどーど どどーどど
もう この辺りで 怖い
又三郎の得体の知れない怖さ
読み手の相性もあるかも？？
そう思って
試しに市原悦子さんの朗読
風の又三郎を聞いてみた
どっどどどーどーど どーどーど
不思議と怖くなかった
子供の頃 マンガ日本昔話を聞いて育った世代耳に覚えがある声だけど
それだけではない
惹きつけるものがある
なんだろ？？？
声の周波数なんだろうか？
彼女の中にある
風の又三郎の世界が楽しいからなのかも
岩手の方言を使っていて 面白かった
今まで 何が怖かったのか？？？
思い込みって なんなんだろう？？
いつから 思い込んでいたのか？？
でも 急に取れるもんだな 思い込みって
調子に乗って 名作を少し聴いてみた
先ず 夏目漱石 こころ
これを聴きだした
高校の時 現国でちょっと取り上げて
学習した事あるけど
あまり 好きではなかった
あの時の解釈は
先生ヒドイ ヒドイわ 先生
↑↑昭和の映画のネタを披露する
これに 尽きた
52歳になってこの作品を聴いてみて
解釈は全然ちがっていて
襖で心の距離を表現する辺り
ゾワゾワして胸を持っていかれた
小説って面白いんだなぁ
読む根気はないけど
ながらで 聴くならできる
これ いいなぁ！
そして
芥川龍之介 歯車
ホラー映画より 私は怖かった
この作品
市原悦子さんが読んでも怖いと思う
芥川龍之介はこんな世界に生きていたんだ
そう感じて
胸が締め付けられた
旦那が最近
会社の休憩中に読んでみると言い出して
罪と罰 読み出した
中々 進まない
休憩時間が短いのもあるが
登場人物の名前が難しいのが
1番の理由らしい
大体 作者の名前がもう難しい
3回言うと早口言葉になりそう
ちょっと前まで私はドフトエフスキーだと思っていた
私には絶対読めない超大作
この際 これも聴いてみよう
くっ 暗い
聴いてるだけなのに
気分が落ち込んで
途中挫折しそうになった
この感覚？？？
漫画のウシジマくん
あのマンガをちょっと試し読みした事がある
あの時の なんだこりゃ
落ち込む感覚に近かった
つい2日前に 聴き終わった
ネタバレにならない感想を一言で言うなら
素晴らしい
私は素晴らしいと思った
でも この名作はある程度年齢がいかないと
理解できないと思った
聴き終わった後 綺麗なロシア人の女性が2人ロシア文学に関して話している動画を見た
15歳から16歳くらいの高校生の時の3ヶ月の長い夏休みにドストエフスキーの作品を読む課題があるらしい
何でこんな訳の分からない本を読む読まないといけないのか？
1人は何度も挫折しながら読む
ロシア人っていうだけで トルストイ ドストエフスキーについて感想聞かれたり
深く語りたいと言われるのが 苦痛で
ロシアには美しい詩がたくさんあって
そっちの方が好きだと話していた
もう1人の彼女は成績や試験の為に嫌々何度も読むうちに 理解できるようになった
18歳にして60代の感覚が既に自分の中にあり
好きになったと話した
2人の共通した意見は 高校生の時に強制的に読ませるのが 間違いで 本人が読みたい時になったら 読めばいい 読みたい時には理解できる 強制は逆効果になる
なるほど 納得
文学に限らず全てに通じ
いくら素晴らしい物であっても
その人が受け入れる タイミングある
タイミングがこなかったとしたら
その人には不要なのだと思う
そして 必要な物 事柄 全て
タイミングよく起こっているのかも
そんな気がしてる
この嫌な出来事もタイミングなの？？
えっ？
納得いかないと ずっと思っていたけど
受け入れるタイミング
整ってきたものかも そんな気がしています
スキャットの魔法
久しぶりにカラオケに行ってきた
ちょっと遠出のカラオケだった
家族と娘の彼氏も一緒で
美味しいご飯をたらふく食べて
カラオケに流れてこんだ
カラオケに着くと直ぐに
旦那と娘はコンビニに彼を置いて買い物に出かけてしまった
彼にしたら
置いていくなよぉである
気を使って 古い曲を選択してくれて
歌ってくれた
優しい子だなぁ
その気遣いに嬉しい反面
こそばかゆくて申し訳ない
これじゃ 接待カラオケになってしまう
難しく考えると難しくなる
楽しく歌うと 場が和んで 楽しくなる
十八番を歌うのが1番イイ
あれこれ 迷うより
直感を信じて ポチッと
呑助の旦那はかなり酔っ払っていて
心のブロックがだいぶ取れていた
18番の THE BLUE HEARTS
人にやさしく を歌った頃から完全に飛んでいった
僕が言ってやる〜♫
デッカい声で言ってやる〜♫
聞こえて欲しい〜♫
あなたにも ガンバレ！！！
キスしてほしい
この曲は元気なスキャットから始まる
トゥートゥートゥー♫
トゥートゥートゥルルル♫
トゥートゥートゥー♫
トゥートゥートゥルルル♫
若い人は伝説のバンド
知らないようだ
勿体無い ここで知れてラッキー
最後の曲は彼に歌ってもらった
いけない太陽
ナーナーナーナナ♫
ナーナーナー♬
ナーナーナーナナ♫
ナーナーナー♬
めちゃ盛り上がり カラオケは終了した
帰りはシラフの私が運転して帰った
スマホのグーグルに道案内をしてもらった
私は絶対の信用を置いていて
グーグル先生と呼んでいる
グーグル先生は右ですと言い
旦那は右じゃないUターンするか
左に曲るか
全然違う事を言った
私はグーグル先生の言う事を聞いた
旦那はムッとして 好きにしろ
と寝てしまった 気づけば 全員寝ていた
この日は恐ろしく遠回りさせられた
途中 旦那が起きて
ここどこ？
どこ走ってる？？
私も分からんよ
来た通り道案内してくれたらいいのに
何でこんな高速乗らされてるのか？？？
グーグル先生 ひどいよ
何の試練だよ
運転の練習をさせられてしまった
私にはこの練習が必要だったのかな？？
無事に着いたから よしとするけど
ありがとう グーグル先生！！
それから
家事をする時 ついつい口ずさむ
トゥートゥートゥー♫
トゥートゥートゥルルル♬
ナーナーナーナナナナーナーナー♬
これは スキャットと言うらしい
しばらく 続くだろう
スキャットの王道は何なんだろ？？
古いが 古い人間はほとんど知ってる
ルールル ルルル ルールル ルルル ルルルルルルル〜♬
これ読んだら
この２つのフレーズ
ついつい 口ずさむに違いない
ルールル ルルル
ルールル ルルル ルルルルルルル〜♬
夢
変な夢で目が覚めた 珍しく覚えている
今日は夢の話を書いてみようと思う
いつもの 慌ただしい朝で 家族を送り出し
ゴミを捨てるので玄関に行くと ドアが少し開いていて ツナギの作業服を着た男の人が立っているのが見えた なんの御用でしょう？
外に出ると 同じ作業服の人が他にも数人立っていた
引越しの作業にうかがいました
ドアの側に立っていた男の人がそう言って
一礼した
えっ？？？
頼んでませんよ 私はビックリした
こちらの娘さんがご結婚で引越しするので
今日来るように 男性の方がこられました
私が対応したので 間違いありません
すみませんが 上がらせていただきます
ドアの側に立っていた男の人はそう言って 家に上がり込み
義理の父の遺影を見るなり
この人です
やっぱり この人です
間違いありません
この人が来て 孫が結婚するので
お願いしたい
今は お金の待ち合わせがないから
よろしく頼むと そう言っていました
私は どうしたらいいのかわからず
しばらく遺影を見つめて
作業服の男の人たちへの申し訳ない気持ち
でも 詐欺か新しい泥棒の手口なのか？？？
グルグル回って
引越しはしないので 今日のところは帰っていただきますか？？？
後から そちらへ伺いますます
どうしたらいいか 困っているところで
目が覚めた
この夢は何を意味するのか？？
何にも意味がないのか？？
目覚める直前の夢なので よく覚えている
夢は覚えいない事がほとんどなのに
夢診断というのが どうも存在するらしく
スマホで軽くしらべてみた
引越しとは
自立と変化の願望を表している
故人とは
メッセージ性が強い
知らない人が家に入ってくるとは
人間関係を表していて 良い意味も 悪い意味もあるようで その人に感じた印象によるものらしい
この夢が何を伝えたいのか？？
自分の深い心の中には強く変化を望んでいて
自分では中々できないから
自分以外の何かの力を借りたいと思ってのかも
どうしたらいいかなぁ？？
手取り早い変化
先ずは目に見える景色を変えてみよう
片付けを済ませ 家具を変えるなり
処分するなり いつもの服装を変えてみるなり
変化してみよう
引越しは急にはできないから 自分にできる変化から 先ずは始めていけばいい
小さな変化は大きな変化へと 変わって行くのかも知れない そんな 気になりました
意味がないかもしれない ただの夢
でも 意味づけする事で 何か面白い事があるのかもしれない
そう思った方が ワクワクして
面白い
どうでもいい部屋着を少し変えてみよう
どうも だいぶ前から… 知らなんだぁ…
はじめまして
mayulele5285と申します
現在52歳〜新しい事 何か始めてみよう
何がいいのかなぁ？？？
楽しい事に意識を向ける
自分の心の中を素直に
とりあえず 何か書いてみよう
軽い気持ちで
初めの一歩 それが大事
慌ただしい朝
長女が
お母さん 今日 銀行に受験料 払いに行って欲しいんだけど お願いできるかな？
そう言って 振り込み用紙を渡された
いいよ 分かった
振り込み用紙にはATMでもお支払いできますが窓口での支払い お願いしますと書かれてあった
のり付けもあり 申し込み用紙に貼り付けて出すんだ
ATMの方が手数料がかからないのに
朝の私はそんな事をぼんやり思っていた
最近 遊びと仕事が忙しく 楽しい事に気持ちを向けると決めていたので 楽しくは過ごせていたものの 食事と洗濯 最小限の家事のみをやっていたら 家の中が荒れ果てた 畳まれるのを待ちわびた 洗濯物の山は 小山から 大山になり 立派な山脈になった こうなると片付ける気も遠く
家の者以外何人たりとも立ち入り禁止
予期せずにガスの点検が来たけど
すみません 今日は体調悪くてぇ
慌てて病人を装い 家に上がり込むのを断った
久しぶりの休みらしい 休みなので 重い腰を上げ グダグダ片付けをしていたら
気づけば もう2時
急いで支度をして
財布を覗くと 手持ちがあまり無い
目的の銀行の途中にもう2年も動かしてない口座の通帳を引き出しから取り出し
いっそのこと 全額引き出して 0円にしようと思い立ち
蝉こそ鳴いていないが まだ残暑が残る中 汗をかきながら 自転車で東へ向かった
途中 小さい自転車道と階段のある橋を渡り向こう岸の自転車道にさしかかった時に2羽のカラスが口を開けて向かいの木に何かいるらしく
威嚇をしていた 私はギョっとして 迂回しようかとも思ったが
ごめんねぇと小声で挨拶して
その横を通り過ぎた 2羽のカラスは仕方なく飛び立ち 私の様子を伺っていた
程なくして 銀行に着いた
残高 18.844円
私は1.156円を入金して2万円を引き出すつもりでいた
入金の後 一旦出てきた通帳を見て私は足元がふらついた そして一瞬で腹のヤカンが沸点に達した
まさかの
残高 19.890円
通帳に硬貨料金 110円の印字があり
一度は2万と印字されているのに
手数料 110円が引かれている
2万円引き出すには いくら入金したらいいのか？？？
えっ？？ また手数料？？
ヤカンがまた沸々沸き出し
簡単な計算が出来なくなっていた
誠に無念ではあるが
残高890円という 中途半端な結果に終わった
多少の縁がまだ この銀行に残っているのかも知れない そんな事を思いながら 気を取り直して また東へ自転車を走らせた
自転車が止まると どっと汗がでた
銀行は涼しくて心地いい
しかし 窓口は ここから先は余程の用事が無い限り 立ち入るべからず
ATMでお済ませ下さい そんな雰囲気を漂わせていた
名前を呼ばれて支払う段になり
8.800円の振り込みに対して390円の手数料
窓口の手数料が さっきの手数料110円より高くて少しホッとした
が しかし 156円に対しての手数料が110円とは やっぱり納得がいかなかった
人と機械の手数料を比べて 勝っただの 負けただの 同じ銀行の懐に入るんだから
それは どうでもいい事なのに １つ気に入らない事があると連鎖反応でどうでもいい事を考え出す
あれ？
楽しい事に意識を向けるはどうなった？？
帰りに寄った商店街の八百屋には栗が並んでいた
意外に秋はもうそこまで来ている
ちょっと嬉しくなった コンビニでアイスコーヒー140円を買って自分にご褒美
110円以上のご褒美が欲しかったのか？
そう聞かれたら
きっとそうに違いないと思う
今日の出来事を話すと だいぶ前からだと言う その点 近所の信用金庫は良心的だ
あの銀行大丈夫かな？？？と難癖をつけた
あっ また どうでもいい事
楽しい事に意識を向ける
練習 練習
書くネタできたじゃん
小さい秋 小さい秋 小さい秋
みつけた〜
